13歳中学生の女子です。容姿についての相談です。
小学生高学年のころから顔のニキビがひどくなり、クラスでも悪口を言われてきました。両親や姉にも「ニキビがひどくなっている」「ニキビを触っているとますますひどくなるよ」とよく言われます。
私は「どうして自分だけニキビが出るんだろう」「もういや、こんな肌。白くてきれいな肌になりたい」といつも悩み、つらくて、泣いていました。
洗顔前はまず手をきれいにし、ぬるま湯を使って洗っています。食べ物に気を使い、お菓子などは我慢しています。もちろんニキビには触らないようにしています。でもよくなりません。
両親に「皮膚科に連れて行って」と頼みましたが、聞いてくれませんでした。
私はどうすればいいでしょう。アドバイスをお願いします。(秋田・S子)
この欄に中学生から直接相談を受けることは少ないんですが、まとまった文章にまず感心しました。それで、あなたの悩みはニキビ。ニキビは青春のシンボル、気にしなくっていいんじゃない?という意見が普通なのかもしれない。でも若い人が外観のことにこだわるのは当然です。
そこで私も対策を一生懸命考えてみたんですが、あなた自身がすでにきちんと手を打っている。お手紙の文体と同じで、対策がすごくよく整理されている。中でもポイントは最後にある「皮膚科に行く」ってところです。これも13歳でなかなか出ない発想なんですが、とても理屈に合っている。最近の皮膚科は美容面にも力を入れていますから。
ただご両親がこれに取り合ってくれない。つまり「そこまですることない」と思われているようです。そのくせ「ニキビがひどくなってる」と言うのは矛盾みたいですが、ニキビだけ見て、あなたの心が見えてないかもしれない。ご両親に、悩んで、泣いて、傷ついている、っていうメッセージをゆっくり繰り返し伝えること。これは皮膚科に行きたいと真正面から要求するより近道かもしれません。
(野村 総一郎・精神科医)
